SDGs学校研修 in 滋賀県立八日市高等学校

  遠い世界の誰かが直面している状況を、いきなり想像することは難しい。

  でも、まず「知る」ということが大切。

  ちっぽけに見える一歩でも、身近なジブンゴトの小さな目標からスタートし、

  仲間とともに進み続ければ、確実に昨日よりもゴールに近づくことができる。

  それがやがて、回り回って遠い世界の誰かの現状に変化をもたらすかもしれない。

先日、工場からもほど近い滋賀県立八日市高等学校で行われた、あもるさん主催のSDGs学校研修を見学させていただきました。学校、かなり久しぶりで、こそばゆい気持ちです。

この日は午後スタート。研修は1年生が対象です。

高校生の皆さんに「SDGs をジブンゴトとして学んでもらおう」という試みで、身近な問題で共有できるように「滋賀県版SDGsボードゲーム」を体験していただきます。ゲームでは、実際に滋賀県で取り組まれている活動事例がミッションカードになっており、それらの目標達成を目指して仲間と協力しながらゴールを目指します。

コクヨ工業滋賀のリエデン 「ヨシの活用」も、事例の1つにございます。高校生が「琵琶湖のヨシで・・・」とミッションを読み上げているのを耳にした時、何だか身が引き締まるような、そんな気持ちです。また、「滋賀らしくヨシ紙で!」と、一部のボードゲームカードや、お名刺などもご要望いただきました(この日の学校研修はヨシ紙ではありません)

イベントには、同じく近隣の事例活動団体・企業の方々もお越しになり、滋賀県の大学生や大阪からお越しのファシリテーターさんとともに、高校生の学びを応援。東近江市内外からも多数の見学者がいらして、関心の高さにも驚きです。私が高校生の時に、こういった取り組みあったら、また違っていたのかな。

生徒さんたちには、このチャレンジフルなイベントを通して、まずは地域・自分の生活に関するところから、気付きの視点をゲットしてもらえたら素晴らしいですね。しかし、さすが高校生。「ボードゲームの飲み込みの早さは企業おさんとは違います」とファシリテーターさんが言っておられました。何でもやってみる、知ってみる、触れてみる、それが大事な時代ですね。

貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。