一冊読んだ後の気持ちを残しておこう

新アイテムの紹介です。これはすぐつくプロジェクトより生まれました「読書ノート」です。

読書好きの従業員が、子どもが本から得た知識や心に感じたことを記録できるよう導くノートがあればと企画しました。読んだ本の記録が積み重なり知識が増えるのはもちろん、本を読むことを楽しみ、読む気持ちを高めるノートです。

本を読んだ感想や気持ちを、メーターや顔の表情アイコンで記録でき、後から読み返したときに記憶と結びつけて思い返せます。

面白い・ワクワク・びっくり・悲しい・なるほど!・・・本を読んだ時に、心を動かされた感情ってどんな気持ち?それを的確に言葉にするって、大人でも難しいですよね。初めての体験に日々感動を得ている子どもたちなら尚更です。

この企画をした時、従業員のお子さんたちにモニターとなって、試作品に書いてもらったのですが、子どもたちにとっては作業と感じたり、うまく感情を言葉に集約できず、逆に無理に単純な言葉に置き換えることで、楽しかった気持ちまで萎んでしまう気がしました(文章をまとめるのに得意・不得意はありますが)。そこで、感情の指標を準備してみたところ、シンプルに「どんな気持ちになった」かをサッとマークできるという点が楽しい!と好評でした。また、小学校の先生にもアドバイスをいただき、質問部分は「心に残ったところ」とその理由はどうしてなのか?と紐づけて考えられるようにしました。

人の記憶は、1日で半分以上忘れてしまいます。せっかく心に生まれた感動や得た知識を、自身の成長の糧に、人生のお宝にしてほしい。そうした願いを込めています。

あとは、右側のページは自由なメモ欄としてご使用いただけるので、絵を描く子もたくさんいました。子どもの興味や学び・知識を親子で共有したり、コメントを書いて交換日記のようにコミュニケーションツールとして活用したりできますね。

ノート1冊に30冊分の本の記録ができ、表紙裏には読書目標を30冊としたマークシートがあります。1冊読み終わる度に、マークを蛍光ペンなどでぬったり、シールを貼ったりして30冊までのゴールを目指します。

中段には、お気に入りの本ベスト3を書き込めます。30冊読み終わってお気に入りを3冊決めるのも、振り返りになっていいですね。

まだ2冊分がくっついた状態です。これを断裁して1冊にします。

たくさんの子どもたちに本を読んでもらえますように。

品 名:読書ノート

サイズ:セミB6(126×179mm)

枚 数:30枚(60ページ)

罫 線:読書の記録罫線、 見開きに1冊で計30冊分

中 紙:上質紙/ヨシパルプ配合

製 本:無線綴じ製本

自分が子どもの頃にこんなノートがあったらなと思います。これがあれば『ちびまる子ちゃん』以外の本をもっと読んでいただろうな。大人になった今、このノートで自分の読書ログを見返してみたいな。このノートで交換日記も楽しいだろうな。

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