「もっと計算に集中できたらいいのに」をカタチに

新アイテムの紹介です。これはすぐつくプロジェクトより生まれました「ひっ算ノート」です。

小学生の子どもを持つ従業員が、子どもが一生懸命に筆算用の線を引いている姿を見て「ノートに線が印刷されていれば助かるのに」と、ひらめいたアイディアです。定規の扱いに慣れない小学低学年をサポートし、まずは上手に線を引くことよりも、集中して計算に取り組めるようにと考えたノートです。

筆算などの計算って、頭と手がイイ感じでノってくるリズムというか、1回火が付いたらどんどん問題を解いていくことが気持ち良くて、そこが算数の好きなところでもあります。しかし、特に筆算を始めたばかりの小学2・3年生の子どもたちには、筆算の下の線が上手く引けなかったり、線を引くことに気を取られて計算のリズムが掴みきれないのです。

もちろんちゃんと引くこともそりゃ大事だけど(たぶん)、でも今は余計なアクションを挟まずにどんどん計算してほしい。数字に没頭してほしい。そばで見ている親としては、もどかしくなります。

はい、そこでお父さんは考えました(お父さん=現在ノート製本機のオペレーターです)

もういっそのこと「お父さんがノートに線を印刷しといてあげたわ!」です。

罫線は2色で印刷するで〜!つまり2つの版をズレることなくピーーーーッタリ合わせるで〜!難しいで〜!

(お父さんにだからこそ出来るんだぞぉ)

ほれ、ノート生産の基本の基本、2つに折られて枚数合わせるで〜!2冊分を一気に製本するで〜!

算数がもっと好きになりそうな表紙やで〜!クロスも青で統一するで〜!

できたわ〜!これで娘に「ありがとう!お父さんカッコイイ!お父さん大好き!」と言われるの間違いないわ。

思いつきから出来上がりまで、「あっ」と言う間のようですが、思い立ったら「すぐつく」るはずだけど、カタチになるまではそりゃもう時間はかかりました。

1マスの大きさは?1ページで何問書ける?罫線の色、マスと線のかぶり具合、丸の位置、大きさ・・・実際に子どもたちに使ってもらい決めに決め込んだ仕様となっております。

この「ひっ算ノート」はドリルと照合して書くという形式を取っております。問題番号を記載する丸と、足し算・引き算用の横罫線入りで、3桁の足し算・引き算まで計算できます。

品 名:ひっ算ノート

サイズ:セミB5(179×252mm)

枚 数:30枚(60ページ)

罫 線:ひっ算罫線(足し算・引き算)、 1ページに10問

中 紙:上質紙/ヨシパルプ配合

製 本:無線綴じ製本

筆算での計算に馴染み、さらに桁数が増えて定規の扱いにも慣れるまで、初めのスタートをサポートしたいという、子どもの学習を応援するお父さん目線のアイデアです。計算のリズムをつかんで、ランナーズハイならぬ、マスハイ(算数やべぇ!楽しいっ!)になりましょう(^-^)/

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